欲しい卒業アルバム・いらない卒業アルバム
絵本の内容について言及しようと思いましたが、まずはまずは、絵本を1000部売るアイディア・戦略を立てるので、共有していただければと思います。
これをブログは現在進行形のブログなので、結果だけでなく経過もともに楽しんでいただければと思っております。
まず第一のコンセプトとして、私が掲げるのが、この「地産地消の絵本」というキーワード。
なぜ、新作絵本が売れないかというと、私の仮説では、親が子供のころに読んでもらってよかったという思い出が残っているロングセラーの絵本のほうが子供に買ってあげたいと思うから、であると思います。
そこで、どうすれば絵本が売れるか、と考えたときに、卒業アルバムが思い浮かべました。
皆さんの地区ではどうかわかりませんが、私の記憶だと、卒業アルバムはほしい方はお金を払っていたと思います。そして、そろらくすべての方が卒業アルバムを購入したのではないでしょうか?
しかし、考えてみてください。隣の中学校や高校の卒業アルバムはほしいでしょうか?
一つ下の学年の卒業アルバムをお金を出して購入するでしょうか?
おそらくは特別な事情がない限り、購入はしないと思います。
それはなぜか??
自分が関わっているから、当事者だからこそお金を払っても買う価値があると思うのではないでしょうか?
地産地消とは??
説明するまでもないですが、自給自足の一回り大きな概念だと考えてよいでしょう。
たとえば地元の農家の人が育てた野菜を、地元のレストランが購入し、地元の方がレスランに足を運ぶ・・・といったような循環のことを言います。
そこで、この概念を絵本に投影させることによって、地産地消の絵本を製作しようと思っております。
以前、ブログで書いたように、出版社を通さず、SANLABOにて製作をいたします。
そこで、例えば、
・地元の印刷会社を利用し、
・地元のイラストレーターや学校の美術部等に絵を依頼し、
・地元のテーマパークとコラボし、
・地元の英会話教室に翻訳をしてもらい、
・地元のデザイナーにブックデザインを依頼し、
・地元の商店で委託販売をしてもらい、
・地元の子供たちに届ける。
といった循環でコミュニティを作り、連作になると地元の経済の活性化や、ネットワークの構築にも約にたち、なおかつ、自ら、もしくは家族や友人が当事者になることによって、卒業アルバムのように思い出として購入する方が増えるのではないか?
ロングセラーの絵本よりも、知っている人が関わった絵本のほうが購入しやすいのではないか?
といった仮説を立てました。
売り上げを上げることで儲かるのが作者と出版社だけでなく、購入者の関係者も含めた地域になるのです。
つまり、みんなが喜ぶ絵本が作れるのです。
この前例のない(私が調べた限り)手法を「地産地消の絵本」と名付けさせていただきました。(←特許とったほうがよい?笑)
そして、上記のことを実証するために、まだ表には出せませんが、裕次郎、めちゃくちゃ動いています。
次回は地産地消の絵本のターゲットについて戦略を立てます!
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